梅シロップ

山梨のおばがいつものように梅を送ってくれたので、

梅シロップを3キロ作る。

 

手前は氷砂糖に三温糖4割とレモン2個、

真ん中はきび糖4割、奥は黒糖3割。

おいしくなれ、と朝晩瓶を回している。

 

この他にしょっぱい、おばあちゃんの味の塩分18%の梅干しと、

減塩梅干しを1キロずつ漬けた。

梅は待ってくれないので、ここのところ夜な夜な梅を愛でている。

 

少し前、ゴールデンウイークに行った山梨は、

緑が力強く迫ってきて、息苦しいほどだった。

この季節はこんなに美しかったっけ、

としばらくお正月にしか来ていなかったことを悔やんだ。

 

おじが裏庭のたけのこを掘って煮物やメンマ風にしてくれて、

わたしはフリットにしてうまいうまい、と言いながらみんなで食べた。

 

ねこもたけのこ掘りについてくる。

これが食べ頃よ、とは教えてくれないけれど。

 

翌日ロープウェイで登った昇仙峡は

足を滑らせたらひとたまりもない岩場で、

つかまるところもない。

へっぴり腰でなんとか頂上まで行った。

 

おじがたけのこをどっさり持たせてくれて、

道の駅で買ったふきなどをかついで帰って、

煮物にしたり、たけのこごはんにしたり、

ご近所に配ったりしてしばらく楽しんだ。