神戸の智恵ちゃんにあった翌日は、
父方の伯父、伯母と京都の龍安寺へ。
この日も真冬並みに寒かった。
道中、前を走る車のナンバー4桁を
足したり引いたり割ったり掛けたりして
10にする遊びが始まって、懐かしかった。
最初は全然できなくて、意地になるわたし…
この伯父は、子供の頃から
次から次へといろんなことをして遊んでくれたけれど、
今もちっとも変わらない。
石庭は人が大勢いたので写真を撮らなかったが、
他の場所も同じように空気がしん、としていた。
しばらくそこに佇んでいたくなるような。
実際は、寒くてじっとしていられなかったけれど。
お寺の中の、手間と時間をかけて作られた
精進料理を食べさせてくれる店に連れて行ってくれた。
中に入ると、よく朝ドラで見る昔の結婚式の場面のように
大広間にたくさんの人がずらっと2列、
横に並んで座っている。
こんなお膳に乗ったきれいな料理が出てきて、
色めき立った。
私たち以外はみな海外の旅行客だったので、
座りにくそうに、小さくなって食べているのがおかしい。
3月半ば、桜の開花前だったが、
お寺の庭には様々な花が咲いていた。
漢字の勉強にもなるねえ、と言いながら散歩する。
沈丁花。
みつばつつじは
終わりかけの椿もいとをかし。