新年3日目は、散歩がてら東京都写真美術館へ。
お正月はここも人が少ない。
毎年1月2日、3日は2階と3階の展示室が無料だよ。
19世紀末に生まれた女性写真家の草分け
山沢栄子の静物画のような作品は、
手を伸ばして触りたくなる不思議な質感だった。
その後は見たかった映画を見に、岩波ホールへ。
映画はこどものころ憧れていた長靴下のピッピの作者、
リンドグレーンの半生を描いたもの。
あのユニークでとびきり楽しい物語は、
女性が働いたり一人でこどもを育てたりすることが、
まだものすごく大変な時代を生きたからこそ
できあがったんだ…というお話。
それでいて、見た後は静かにじわじわ力が湧いてくるような。