2018.10.27 恵泉女学園大学チャペルコンサート

10月27日土14:00から恵泉女学園大学の

チャペルコンサートに出演します。

 

考えてみたら前に初めて弾かせていただいたのは、

2009年のお昼のコンサート。

先日9年振りに練習に伺いました。

木々の中のチャペル、朗々と歌う豊かな音色のオルガン、

気持ちの良い残響に

ずっとここで弾いていたいなあ…と、

それはもう嬉しくなっています。

今回のテーマは秋。

キリスト教では間もなく来る11月を

死者を思い、祈りを捧げる月としています。

プログラムの後半には、

ブラームスの死の前年に書かれ、

遺作となったコラールや、

柿沼唯氏のレクイエムを演奏します。

レクイエムは、オーボエとオルガンのために書かれた曲を、

初めてオルガン一台で演奏を試みます。

底のない深い悲しみと、

限りなく甘美なものが表裏一体の世界に、

足元がぐらぐらするような感覚で弾いています。

またとんでもない曲に手を出してしまいました…

 

よかったら足をお運びください!

 

【プログラム】

G.ガブリエリ:第12旋法のイントナツィオ

 J.P.スウェーリンク: ト調のトッカータ

G.フレスコバルディ: 聖母のためのミサより「ベルガマスカ」

N.de グリニ:ミサ『グローリア』より「ティエルス・アン・ターユのレシ」

A.de カベソン:第1旋法のティエント

J.カバニリェス:第4旋法のパッサカリェス

J.カバニリェス:第7旋法のティエント

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J.ボネ:『秋の詩』より 「菊の歌」

J.S.バッハ:シュープラー・コラール集より「われいずこに逃れ行かん」 

J.S.バッハ:「わが愛する神に」

J.ブラームス:11のコラール前奏曲より

「わが心は喜びに満ちて」

「今やこの世にわかれを告げて」

柿沼 唯:レクイエム

F.コレア・デ・アラウホ:モラレスのバッターリャによる第6旋法のティエント