大学で授業と練習を終えた昨晩の帰り道、「今日のバッハは左手のトリルがいい具合に入らなかったなあ…」
などとぼんやり考えながら歩いていたら、不思議な形の雲の向こうに霞んで見える月が、思いの外明るかった。
遠くから和太鼓サークルの稽古の音が聴こえてくる。
4月24日日曜日、午後2時から神奈川県立音楽堂で行われる横浜交響楽団の定期演奏会に出演します。
ポジティフオルガンで、モーツァルトのレクイエムの通奏低音を演奏します。
これまで何度も演奏の機会に恵まれてきたこの曲。
今は特別に音の一つずつが身体に染み入って、心がふるえます。
よかったらおいでください。