2015.08.14 Alkmaar, Netherlands

ある日は、ハーレムから電車に乗ってアルクマールへ。

この写真の奥の方に見える、聖ローレンス教会 (St. Laurenskerk)のお昼のコンサートを聴きにやってきた。

ちょうど着いた頃に、カリヨン(鐘)が15分くらい鳴り響いていた。

オルガンでよく弾かれるルネサンス時代のダンスの曲で、嬉しい。

代々教会のオルガニストがカリヨン奏者も務めているとのこと、演奏しているところを近くで見てみたいなあ。

黄金色のシュニットガーオルガン。

Van Hagerbeer/Schnitger Orgel (1646)

コンサートでは、教会の横にツバメの巣のようにひっそりと置かれている、小さなオルガンも演奏してくれた。

大きいオルガンは、もちろんこの上なく素晴らしかったけれど、それ以上にこの小さな楽器に、釘付けになってしまった。

これまで聴いたオルガンの中で、最も古い16世紀初めに作られたもの。

まるで生き物みたいに、呼吸をしているのがよく分かる。 

ああ、いつか弾いてみたいな。

Jan van Covalens(1511年製作)

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教会の中では、絵画の展示や販売も行われている。

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版画の実演も。

チーズ市で有名なアルクマール、教会の外の広場ではたくさんの種類のチーズが売られていた。

ぽってりした、丸い形のチーズの数々。

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近くのカフェで一休み。

生姜がたっぷり入った、人参のポタージュで身体を温める。

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