2022.08.19-24 Clairvaux-les-Lacs

昨年の夏のヨーロッパの旅の記録を、

すこしずつ書き進めます。

 

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戦争とコロナの影響で航空運賃が跳ね上がったので、

初のアブダビ (UAE)経由で、

19時間かけてジュネーヴ Genèveへ。

 

ジュネーヴからニヨン Nyon まで在来線で移動して、

ニヨンから、フランスとの国境

ラ・キュール La Cureへは、

2両編成の登山電車で。

 

電車と同じ赤い窓のラ・キュール駅。

布団が干してあって、

とても駅には見えないところが

親しみを覚える。

 

ここでフランス在住のオルガニスト、

観明子さんに車でピックアップしていただく。

 

フランスで最初に食べたのは、パン屋さんの

生クリームたっぷりのキッシュ。

明子さんが食べたラズベリー(かな?)

のタルトも美味しそうだった。

それにしても大きい!

 

車で1時間、途中荒れ模様の天気だったが、

ブルゴーニュ・フランシュ・コンテ地方の

クレルヴォー・レ・ラック Clairvaux-les-Lacs に

着く頃にはすっかり晴れた。

 

雨が上がったばかりで、人気の少ない湖畔。

コンサートで弾かせていただく教会で

練習を終えたあと、

こんな道を15分ほど歩いて

湖まで散歩するのが日課になった。

はるばる丸一日以上かけて来た

3年ぶりの外国、

夢のような生活のはじまりはじまり。