昨年の夏のヨーロッパの旅の記録を、
すこしずつ書き進めます。
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戦争とコロナの影響で航空運賃が跳ね上がったので、
初のアブダビ (UAE)経由で、
19時間かけてジュネーヴ Genèveへ。
ジュネーヴからニヨン Nyon まで在来線で移動して、
ニヨンから、フランスとの国境
ラ・キュール La Cureへは、
2両編成の登山電車で。
電車と同じ赤い窓のラ・キュール駅。
布団が干してあって、
とても駅には見えないところが
親しみを覚える。
ここでフランス在住のオルガニスト、
観明子さんに車でピックアップしていただく。
フランスで最初に食べたのは、パン屋さんの
生クリームたっぷりのキッシュ。
明子さんが食べたラズベリー(かな?)
のタルトも美味しそうだった。
それにしても大きい!
車で1時間、途中荒れ模様の天気だったが、
ブルゴーニュ・フランシュ・コンテ地方の
クレルヴォー・レ・ラック Clairvaux-les-Lacs に
着く頃にはすっかり晴れた。
雨が上がったばかりで、人気の少ない湖畔。
コンサートで弾かせていただく教会で
練習を終えたあと、
こんな道を15分ほど歩いて
湖まで散歩するのが日課になった。
はるばる丸一日以上かけて来た
3年ぶりの外国、
夢のような生活のはじまりはじまり。