09-10.08.2015 Capillas,Spain

「プログラムはもう印刷しちゃったけど、

アナウンスしてお客さまに説明するから、

みねこもコンサートに出ればいいよ!」

というAnnaちゃん、

Tadeo Ortega文化協会の代表で、オルガニストのAnna Aguadoさんの提案で、

フランスのトゥールーズで勉強している

4人のオルガニスト達に混じって

この日の夜行われるフェスティバル主催のコンサートに、

飛び入りで弾かせてもらうことになった。

 

というわけで、慌てて練習。

コンサートが行われるCapillasの San Agustin 教会。

屋根にコウノトリの大きな巣がある。

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バルコニーから礼拝堂を見下ろした図。

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Tadeo Ortegaの名器を巡った

今回のオルテガ祭りのフィナーレを飾ったオルガン。

Tadeo Ortega 1776製作

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カピリャスの教会の周りはなーんにもないところで、

水も買えなければごはんも食べられないので、

宿のマダム、ローリーが

ボカディーリョ(サンドイッチ)を持たせてくれた。

ただ、チーズの入ったトルティーリャ(オムレツ)がはさんであるだけなのに

なんだ、この美味しさは。

私の靴より長いサイズ、これ一つでお腹いっぱい。

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前日は、太陽をいっぱい浴びたとびきりのトマトと

生ハムサンドを作ってくれた。

デザートにプリン、大きなお水のボトルも。

もうほんとに、優しすぎるよ。

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オルガンのあるバルコニーの入り口にひっそりと飾られていた絵。

目がとてもいい。

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コンサートは、サン・セバスチャンに続いて、

ここでも演奏している姿が祭壇の前のスクリーンに

大きく映しだされていた。

 

どうやらこのスタイルがスペインで流行っているらしい。

オルガニストにとっては

なるべく早く過ぎ去ってほしいブームだなあ。

 

終演後の教会。

たくさんの方がいらしてくださった。

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宿に急いで帰って、ごはん。

ローリーがあっという間に作ってくれた最後の夜ごはんは

羊肉の素揚げ。

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揚げたじゃがいも。

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ぱくぱくぱくぱく、

やめられない、止まらない!

いつも食べてるトマトと、

同じ野菜とは思えない。

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飛び込みでコンサートで弾かせてもらった上に、

3日間のごちそう全部も宿もAssociationが持ってくれるという

信じられない歓待を受けてしまいました。

 

この後深夜バスでマドリッドの空港に移動。

学生の時みたいな強行スケジュールだったけど、

楽しかったなあ。

 

次は別世界のオランダへ。