少し前のことになりますが、
去年の3月から毎月勉強してきた全11曲のスペインのオルガン曲を披露すべく、
6月9日に聖パウロ教会の辻オルガンで、スペインオルガン講座の発表会を行いました。
いつもは4ストップ、一段鍵盤の楽器で勉強しているので、
あらゆるレジストレーションの可能性がある、
大きな楽器と、大きな空間で弾けるのを楽しみにみんなで準備をしてきました。
これまで勉強して来た集大成でもあるプログラムノートは、
なんと10ページにもなりました。
このオルガンを作った辻宏さんは、スペインのサラマンカホールのオルガンを修復しています。
当日はスペインに縁のある製作家の楽器に助けられて、
ひとり残らず全員が豊かにのびのびと楽器を響かせて、素晴らしい音楽を奏でた
奇跡のような時間でした。
あの感激は、いまでも瑞々しく心のなかに残っています。
終演後の集合写真。
みんないい顔です!