クエンカのカテドラルから

10数年毎夏アカデミーに通った、

この、とんでもない絶景の街、

スペイン、クエンカのカテドラルの司祭

ミゲル・アンヘルからこんな動画が送られてきました。

(「動画」の青文字をクリックしてみてください。)

スペインの状況は過酷で、

たくさんの方が亡くなっています。

現在カテドラルは閉鎖しているので、こんな動画を作って配信しています。

 

今回はオルガンの歴史や、構造などについて詳しく説明しています。

途中でミゲル・アンヘルがおもむろに

コレアの二声のソロのティエントを弾きはじめます。

よかったら、ここから下の文章を読む前にこの動画の

8’00くらいから、最後までちょっと見てみてください!

 

あれ?ミゲル・アンヘル、

オルガンが弾けたの?知らなかった….

とびっくりして見ていたら、

手元は映さないし、弾き方はなんだか芝居がかっている。

そのうち途中で手を止めても、まだオルガンの音は鳴り続けていて、

「ちょっとしたジョークでした。

わたしたちの友達で日本のオルガニストMineko Kojima の

演奏を録音したものを流しました。ごめんね!」

だって。

 

この曲を弾いたのはもう何年も前のこと…

オルガンの音を聴いたらクエンカが、

スペインが、たまらなく懐かしくなって、

ミゲル・アンヘルの小芝居にげらげら笑いながら

同時にちょっと泣けたよ。