友達のところのタキシード猫のつゆが、
また遊びにきた。
今度は一週間。
前回のもようはこちらから。
しばらく見ない間に、なんだか貫禄がでてきた。
「ちょっと君、眠る前に
ブランデーを一杯持ってきてくれないかね。」
オルガンの上や、高いところに登っているときは、
触ると「シャーッ」と怒る。
ごはんを食べるときは相変わらず
そばで見ていないと、
わざわざ呼びに来るほどの甘えん坊のくせに。
まったく、猫ってやつは。
ここにいるときは撫で回しても大丈夫。
夜眠るときは顔の横にぐいぐい来る。
猫と暮す生活……
う〜ん、悪くない。
決定的瞬間!
景気づけににゃっ、と一声あげてから、
一気に飛ぶ。