足踏みリードオルガン

お坊さんの友達が、お寺にある古い足踏みリードオルガンの引き取り手を探している、と連絡をくれたので、

埼玉県の東松山インターから10分ほど車を走らせたところにある浄泉寺に行ってきた。

築100年の古民家を改装した本堂。

木組と漆喰が、とてもいい。

広々とした玄関には、グランドピアノが置かれている。

長年使い込まれて、ずっと触っていたいような肌触りの床板。

静かで、広々とした空間。

ここで本を読んだり、 時々外を眺めながらお昼寝したら気持ち良いだろうなあ。

かつてはカイコを飼っていた屋根裏部屋。  
布をまとった照明も素敵。

裏の畑では、ただいま小麦を栽培中。

6月には、新鮮な小麦粉でお好み焼きを作るんだって!

しばらく会わないうちに、3人のお父さんになっていたお寺のご住職、福井学さん。

ありがとう!

この後オルガンを、新座市にある母の仕事場のグループリビングに運び込んだ。

楽器は思ったよりも状態が良く、気分良くあれこれ弾いていたら、ここで働く人々や入居しているおばあちゃんが続々集まってきて、楽しい時間に。

これから修復して、大事に使われる予定です。

帰りがけに思いがけず、「今日の演奏料!」と庭から掘りたてのでっっっかいたけのこを頂いた。

今日からたけのこ三昧。

風が強い、春の一日の出来事でした。