学芸大学近隣に住む人々を
毎号一人づつ紹介するフリーペーパー、
その名も「きんりん」の第12号に取り上げていただきました。
出版社エクリの須山実さん、佐喜世さんに
初めてお会いしたのは、
たしかノースリーブを着て、残暑が厳しい頃だった。
駒沢大学のかふぇ り どぅ あんぐいゆまで
自転車を飛ばして行った。
その後コンサートやトークイベントにも
度々足を運んでくださって、
やり取りを重ね、長い時間をかけて
丁寧に書いてくださった。
聞けば、リソグラフで色を重ねるために、
印刷は2回に分けて。
ちょっと変わった形の紙面は、
手で一枚一枚折っているとのこと。
なんとありがたい、たからものです。
須山さんの、木にまつわる書籍ばかりを集めた木林文庫は、
予約をして閲覧できます。
目黒の空はこんなに広かったんだ!と思わせる
図書室のベランダには
鳥が遊びに来るそうです。
一度お邪魔する幸運に恵まれたのに、
佐喜世さんが作ってくださった、
食べたことのないロシア料理の数々のとりこになって、
本にまでたどり着けませんでした。
改めてゆっくり見せていただきたいと思います。
お2人と引き合わせてくださった、
コーヒーとチーズケーキのおいしい喫茶店あんぐいゆでは、
今なら、体の芯まであたたまる
焼きリンゴが食べられます。
心をほかほかに温めたい方は、
店主ご夫妻とのお話もお忘れなく。