2019.03.25-28 Marchena, España その3

日本語を話す司祭がいるから会いに行ってみたら?と言われて、

夕方サン・ミゲル教会のミサに出かけた。

上智大学など数年間日本に住んでいたという

ラテン・アメリカ出身の司祭は、

驚くほど流暢な日本語をしゃべった。

これから20キロ先の街のミサにも行かなければならない、と

急いで着替えながら、

「セビリャに日本人のすてきな修道女がいるから、

会いに行ったらいいよ。」

などと、あれこれ話す。

お互いに

「日本語を上手に話されますね。」

「あなたこそ!スペイン語をどこで習いましたか。」

(実際は、司祭の日本語には到底及ばない…)

なんて言いながら。

 

夜の帳がおりるころ。

そうそう、日本にはないこの空の深い青色が恋しかったんだ。

Iglesia de San Miguel

 

ミサに出る前に身だしなみを整える修道女。

Iglesia de San Agustín.

 

古い城壁を抜けて修道院の宿へ。

日が暮れると一気に気温が下がる。

空の青色はますます深くなって、あたりは静まり返る。