2018.08.18-25 Ávila, España その4

アビラのカテドラルは、

シンプルでシックなデザイン。

曇り空がよく似合う。

Catedral de Ávila

城壁の外からみると、こんな風。

イスラムの攻撃に備えて、建物の一部と城壁を一体にして、教会とはわからないように作ってある。

 

カテドラルにある後期のスペインバロックオルガンは、

信じられないくらい細くて柔らかい音で

うっとりする。

これをバロックオルガンと

呼ぶのだろうか…!

Leandro Garcimartín (1828), restaurado por Grenzing(2008),

Catedral de Ávila, España.

内陣の天井には、

見たことがない薔薇色の模様が無数に入っている。

ステンドグラスを通した太陽の光が

柔らかくそれを照らす様子は、

この世のものとは思えぬ美しさで、

図らずもあっ、と小さく声が出た。

後の時代に作られた手前の壁が、

何事もなかったように白いのもおもしろい。