5月17日(木)12:15からサントリーホールのプロムナードコンサートに
出演します。
去年のホールとオルガンの改修後、初めて弾かせていただきます。
金曜日と今夜、リハーサルに伺って、
音色を決めてきました。
ホールは嬉しくなるほどますます響きが豊かに、
オルガンは、ひとつづつの笛の
シェープがはっきり出てきたように感じました。
今夜はアシスタントをしてくれる、オルガニストの野田美香ちゃんが
音作りを手伝いに、
四月織を書いた柿沼唯氏も来て下さいました。
バッハにいくら聞きたいことがあっても、
ドイツに電話をかけて尋ねることはできないけれど、
生きている作曲家の話を直接聞ける、というのは
本当にありがたいことです。
ここ数カ月間、必死でもがきながら共にいた
この曲を弾くのは、
今年はこれが最後かな。
来週日曜日の聖霊降臨祭を前に、
復活節のプログラムです。
【プログラム】
J.ラングレー:3つのグレゴリオ聖歌のパラフレーズより第1番「死と復活」
J.カバニリェス:第7旋法によるティエント
柿沼 唯:四月織
J.S.バッハ:オルガン小曲集より「キリストは蘇りたまえり」BWV 627
ホールのHPに聴きどころなど、詳しく掲載されています。