アカデミーの後はサン・セバスチャンから車で4時間、
カスティーリャ・レオン州パレンシアPalencia近郊(※バレンシアではありません。)の
小さな村々で行われるオルガンのフェスティバルに連れて行ってもらった。
3日間の宿となったAmpudiaの街は、古い柱の回廊が印象的。
15世紀に建てられた、アンプディア城
San Miguel Arcangel教会のオルガン。
このあたりにたくさんの名器をのこした、
Tadeo Ortega(1778,1779製作)の作品の一つ。
到着した日の夕方に行われていた結婚式。
馬車に乗った花嫁とそのお父さんが教会の入り口に到着。
すでに涙している2人を見て、
もらい泣きする花婿の横っ面を、
大っきな手でビタンとはたく父。
「お前しっかりしないと承知せんからな。」と言わんばかりに。
そのまま3人は教会の中に入っていった。
宿の食堂。
お母さんが作る料理はどれも絶品。
ハモンが入ったコロッケ。
羊のオーブン焼き。味付けは岩塩のみ。
聞けばこのあたりの羊は痩せて、身が締まっていると言う。
この美味しさをどう伝えたらいいのだろう。
デザートのチーズケーキは松の実がどっさり。