梅干し作り

山梨のおばあちゃんが、もうえらいから(大変だから)といって梅干し作りをやめてしまった。

さみしいなあと思っていたら、おばが生の梅を2種類送ってくれたのは6月のこと。

インターネットで調べながら、塩漬けにして、梅酢が上がってきたら赤紫蘇を入れて、梅雨が明けるのを待つ。

今年は7月後半になってようやく夏が来たものの、

日中家にいられなかったり、夕立ちの心配をしてなかなか干せないでいるうちに、8月も半ばになってしまった。

で、土用干しならぬ、旧盆干し。

くっつかないようにひとつずつ間を空けて並べたり、破れないようにそっと裏返したりしていると、愛着が湧いてきて109個全部に名前をつけたくなる。

あとは寝かせて、冬まで待つだけ。しわしわのこどもたちよ、おいしくなあれ。

乾燥させた赤紫蘇でつくったゆかりは、外国で暮らす尚子さんと律子さんに。