出席できるのは卒業生と教職員だけ、という
前代未聞の看護学校の卒業式の奏楽のために、川口リリアホールへ。
寂しい思いをさせないように、と
先生達が一生懸命考えていろんな工夫をされていたのが微笑ましかった。
退場では一輪の花を手渡すサプライズとともに、
先生お一人ずつがそれぞれ10人分くらいの力強い拍手で、
学生を盛大に送った。
代表のあいさつで
「実習では、思いだけではだめなんだと痛感した。」
と声をつまらせながら言ったあの卒業生が、
これから命に触れる仕事に就いて
大変な、辛い思いをしたときにも、
圧倒的な愛を持って送られた今日の経験が助けになるだろう。
いい日だった。